月刊テクニカル(12月21日号)
今年も残すところ10日あまり。国内市場・海外市場とも軟調な動きを示しています。米国のサブプライム(低所得者向け住宅ローン)問題は、日本の金融市場を揺さぶっています。この問題、向こう5年間は継続するだろうとも言われています。(グラフの上でクリック頂きますと、グラフが拡大します。)
原油をはじめ、金、CRB指数も高値圏で安定。いよいよ実経済、消費生活に値上げの影響 が出始めます。
国内短期金利は0.5%で安定、長期金利は、12月20日の日銀の「公定歩合据え置き」発表も織り込みずみ。
日経平均も1万5,000円を辛うじて維持する低水準。出来高も11月より改善されつつあるが薄商いが続く。今年始めの有名アナリストによる「2007年日経平均予想」で、15,000円近辺の予想は皆無。これくらい予想はむつかしいものなのか。
円安傾向が続いているのに、日経平均株価が上がらない。今まで円安になれば、輸出企業を中心に株価が上昇するのに、一向に株価に反映されない傾向が続く。個人投資家の「円キャリートレード」の比率が高くなったのか。国内株が低迷→個人投資家が外国株投資にドライブ→円売り。
昔はよく「米国がセキをしたら、日本は風邪を引く」と言われたが、今や「米国がセキをしたら、日本は肺炎になる」ぐらい、国内市場は超敏感体質になって、ますます世界の市場から引き離されて行くトレンド。
10年もの国債で世界の金利を比較した時、最近は金利上昇傾向。 ドイツ10年債が米国10年債を抜くぐらい、米国国債の金利の低下。
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